技術の継承に取り組みモチベーションアップ

定年を迎える年齢に近づくに従って次第にゴールが見えてきます。するとこれ以上のスキルアップを諦めてしまい、後は定年までただ時間を無駄に過ごす事になりがちです。しかしそのような心構えでは、これまでの仕事で積み上げてきたものを無駄にする事になります。エンジニアとして最後まで与えられた役割をやり遂げるには、下がりがちなモチベーションを意識して上げて、これから定年までできる探す必要があります。定年までにできる役割の一つとして、後輩の育成に力を入れる方法が挙げられます。これまでの技術開発の仕事のキャリアで長年に渡り積み重ねてきた知識や経験は、後に続くエンジニアに引き継いでもらいます。

このような開発技術の継承は、IT業界全体から見ても有意義なものです。定年を迎えたエンジニアが業界から去っていく中で、技術の継承が上手くいかず業界全体の技術力低下が心配されています。そこで定年までの残りの時間を使って後輩たちと積極的にコミュニケーションを取り、出来るだけ多くの技術を指導することが、最後に課せられた重要な役割になります。定年まではまだ必要とされているという実感が、モチベーションを上げることにつながります。

またこのような先輩技術者と後輩技術者のつながりは、定年後も継続する事が可能です。定年後の再雇用でベテランが職場に残る事も可能であり、あるいはアドバイザーという形で後輩たちへの技術指導を続ける道もあります。